3Dプリンタ造形について
当社では、案件毎の工期、背景、設計データの有無や形式などをお伺いしたうえで、切削や真空注型などの一般的な工法も含めた選択肢から検討致します。 3Dプリンタ造形は常に発展しており、材料とマシンの選定、従来工法にはできなかった形状への変更による性能強化等の 様々な要素を、専門的な知見を用いて検証することが重要と考えております。 今回のピックアップ製品は、ポリアミド(ナイロン12)を用いた3Dプリンタです。- 特長
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ポリアミド(ナイロン12)の粉末層にレーザーを照射し選択的に溶融結合させる造形方式です。
積層造形により、複雑な形状を製作可能です。
光造形や他の樹脂系材料に比べて強度があり、機能評価モデルの造形が可能です。
3DCADデータから造形します。
サポート不要なので、多部品を一括造形できます。
製作事例
ナイロン12を用いることで、強度のある造形ができることが選ばれる一番の理由です。 形状によっては、ばねのような「しなり」が生まれます。造形再現性
造形機タイプ | 小型タイプ | 大型タイプ |
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再現可能肉厚 |
0.5mm以上 |
0.7mm以上 |
最少穴径 |
Φ0.8mm以上 |
Φ1.0mm以上 |
最少クリアランス |
0.5mm以上 |
0.7mm以上 |
精度 |
10mm以下±0.2mm、100mm以上±0.2% |
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最大造形範囲 |
300×250×300mm |
650×310×500mm |